皆さんは業務でチャットツール使ってますか?
テレワークが推進される中で利用される企業も一気に増えたのではと思います。
本日は、チャットツールの中でも代表格とも言える Slack に関するネタです。
概要
部署で契約していたが、この度のコロナ禍で全社での導入となって吸収される形になった
前提条件
・移行元、移行先ともにスタンダードプラン
・移行担当者はどちらのワークスペースでも管理者の権限あり
・エクスポートしてインポートする標準の手順で実施
基本的には公式の方法で移行を実施
標準的な対応であれば何も難しいことはない
こちら公式のリンクですが、とても丁寧に記載されていますので、読めば理解できると思います。
プランやチャンネルの種別については理解する必要がありますが。
公式以外の情報を残せたらと思い、以下に続きます。
移行元からのエクスポート
3分ほどでZIPファイルが生成され、そこからダウンロードできるようにボタンが登場。
ダウンロードすると17MBほどのZIPファイルでした。
移行先へのインポート
今度はそのファイルを移行先へログインしてインポートします。
その際に、移行元でダウンロードしなくてもURLを指定することでもインポートできそうでした。
インポートにかかった時間は約30分でした。
■ユーザー
42 / 42
■統合するユーザー
25 / 25
■解除済みユーザーとしてインポートされたユーザー
17 / 17
■チャンネル
40 / 40
■統合するチャンネル
3 / 3
■新しいチャンネルとしてインポートするチャンネル
37 / 37
■ファイル
667
その中で次のポイントを記録しておきます
(1)プライベートチャンネルは移行できない
これについては、公式にも記載がある通りでした。
移行先で手動でチャンネル作成し、メンバーの招待は実施する。
過去の履歴は移行できないので、手動でテキスト化してファイルとして添付。
そうすれば過去の情報を検索することは可能。
(2)共有チャンネルの移行は要注意
移行元、移行先で跨いでチャンネルを利用しているケースがありました。
そのため、共有チャンネルとして運用していたのです。
これを移行するとパブリックチャンネルのように統合されるのではなく別のチャンネルが作成されました。
結果、チャンネル名称の後ろに2が付きました。。。
イメージはこんな感じ?
●移行前
移行元:#すらっくん
移行先:#すらっくん ←別のオーガナイゼーションとして参加
●移行後
移行元から #すらっくん というチャンネルが移行されてくるが、同名のチャンネルが存在するため、回避するため数字がつく仕様
移行先:#すらっくん2
まとめ
ちょっとわかりにくかったですが、知っていれば運用回避もできる話しなのかなと思います。
同じようなケースでどなたかの参考になれば幸いです。
おまけ
スタンダードプラン以上の有料版だとサポートの対応が手厚いので場合によっては一度、連絡されることもご検討ください。